【セミナー概要】
本学は開学以来、「実務家教員による実践型教育」を特徴として、多くの学生を産業界に送り出してきました。これらの実績をさらに高め、より多くの社会実装を日本ならびに世界で実現していくためには、教員の指導力の更なる向上が未来にとって不可欠です。そのために当センターが高等教育における情報のハブとして積極的に活動を行っています。
今回のセミナーは、2019年度に実践的な職業教育を行う新しい教育機関として開学した「専門職大学」を取り上げます。「専門職大学」の特徴である実務家教員を柱とした指導や企業と連携した600時間の隣地実務実習まで、完成年度の具体的な教育知見や卒業生進路などこれまでの学修成果を検証します。
【開催概要】
デジタルハリウッド大学 高等教育研究開発センター
「実務家教員がもたらす教育イノベーション – 改革を成功へと導くためのカギを探る」
日程:2024年6月27日(木)13:00-14:00(12:55頃開場予定)
開催方法:Zoomウェビナー(お申込みいただいた方へ参加用URLをお送りいたします)
登壇者:小林 雄志氏(九州工業大学 准教授/デジタルハリウッド大学 客員准教授)
博士(科学)。国立スポーツ科学センター、熊本大学、立命館大学、岡山大学、東京大学を経て現在に至る。専門分野は高等教育開発、インストラクショナルデザイン、学習分析。現在の研究テーマは、インストラクショナルデザイン研究の知見を活用した授業改善や大学教員の能力開発、ティーチング&ラーニング・アナリティクスの推進による大学教育改革支援。
所属学協会は日本高等教育開発協会、大学教育学会、日本教育工学会、教育システム情報学会など。近年の主要論文に「日本の大学におけるシラバス作成ガイドラインの調査 ―Web公開された資料をもとに―」(2023)、「実験科目における非同期型口頭試問の実践と課題」(2022)などがある。
登壇者:高橋 光輝 (デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 学部長 教授/同大 高等教育研究開発センター センター長)
アメリカの放送局にてディレクターとして製作業務に従事。デジタルテクノロジーを活用したメディアやコンテンツに関する調査・研究を行う。質的、量的データ分析を行い、「コンテンツ産業論」や「アニメ学」等の著書を発行。文化庁や外務省などの依頼で、世界各国で日本のコンテンツ産業の講演活動を続けている。私塾から専門学校、大学、専門職大学院と様々な現場にて教鞭の経験を持ち、「経験学習モデルを用いた実践型教育」をテーマに、デジタル人材や専門職教員など高度職業人養成を実践している。所属学会は日本マス・コミュニケーション学会、デザイン学会、情報処理学会、コンテンツ教育学会、日本教育社会学会、日本キャリアデザイン学会。
参加:無料(要予約)